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愚か者は誰なのか(ジダン頭突き事件決着)事態はどう進んだか
2006 / 07 / 21 ( Fri ) 21:09:16
まさに夢舞台と呼んで差し支えない真の夢舞台で、一人の男はとんでもない事をし、自ら舞台を降りることを選んだ。
その男の名、ジネディーヌ・ジダン。紛れもない世界を代表するスーパースターその人である。

彼の行動は、こうだ。
W杯決勝戦その檜舞台で、フランスを率いる彼は、その日も当然のように活躍をした。まるでこの大会が終わったら引退をする、と言った彼は夢であるかのような軽快な動きだった。
彼を中心に据えたフランスは素晴らしいチームだった。そして、そのフランスに対する、伝統のカテナチオサッカーを継承しつつ攻撃的なチームを作り上げたイタリアももはや無敵の強さ。一歩も引くことはなかった。
お互いに一点を取り合った後は、まさに死闘。両者全く譲らず、稀に見る素晴らしい展開のまま試合は延長戦に突入する。
素晴らしい試合になるはずだった。このまま終わっていれば、の話だ。
その栄光の試合はカメラが引いた瞬間にあっという間に崩れ去った。
ここは本当にサッカー場なのか、と疑いを持ってしまうほどの美しいシーンだった。もしここで行われているスポーツが格闘技か何かであるならば。
およそサッカーでは許されない行為。カメラはボールを追いかけていた。だから映されなかった。ジダンの行動はオフ・ザ・ボール時だった。ジダンのあまりにお手本通りの「頭突き」はマテラッツィの胴をまさにストライク。綺麗に倒れ込むマテラッツィ。事態に気付いた選手達、そしてレフェリーが駆け寄る。
当然ながら掲げられるカードは赤い色。それはスーパースターの現役引退をも示していた。

情報は錯綜した。
普段温厚な彼からしたら信じられない行動。そう世間の目には映る。
事実、彼は物腰も柔らかな選手だった。
違う情報が入る。
彼は一瞬我を失うことがある。今までも何度か退場になっている。
成る程彼も人間であり、また綺麗なサッカーとは言い難いしたたかなセリエAに在籍していた時もある。
矛先はレフェリーにも向かう。
ジダンの頭突きは第四審判によって伝えられたらしい。
それは無効なのではないか?
ジダンのレッドカードを取り消すべきである。
各所の動きが慌ただしくなる。
ジダンの弁護団が決勝戦の無効試合を主張している。
さすがにそれはないだろうと誰もが思う。
しかし狙いは違うところにあるらしい。
事態解明のための事情聴取がそれである。
なるほど、と世界は納得した。

すべての動きは一つの解決されない事実を知りたいが為の行動だったと言えるかもしれない。

「なぜジダンがあのような行動に走ったのか?

世界中のマスコミが理由探しに躍起になった。

情報が入る。
マテラッツィが彼を挑発した。その結果だ。
挑発はどこにでもあるのではないか?そんな理由でジダンは頭突きをするか?疑問が浮かぶ。
続報が入る。
マテラッツィは挑発した。
彼へ侮辱の言葉を投げかけたらしい。

ではどんな言葉を?

BBCでは読唇術のプロが読み取った。
「テロリスト。娼婦の息子」
テロリストとはアルジェリア系移民の息子であるジダンにとって最も侮辱的な言葉である。
それから数時間後また別の話が入る。
「シャツじゃなくてお前の姉貴が欲しい」
そのやり取りのジダンの言葉も入ってきた。
「そんなにシャツが欲しいなら試合が終わってから交換してやるよ」
ああ、上記の言葉はその後のものか。
まだ判らない。どれだけ真実味のある予測はどうしても信じられない。
とにかく本人の言葉が聞きたい。そうでなくては納得が出来ない。

ジダンの会見。
ジダンは自分の行動に言い訳はしなかった。許しもこわなかった。
ただ静かに謝るだけだった。
マテラッツィの言葉も最後まで何も言わなかった。
ただ家族のことだったとだけ。

これでは判らない。やはりジダンはジダンだったということしか判らない。ジダンは優しい。家族のためだったなら仕方ない。そんな空気が生まれる。

マテラッツィは言う。
「私も15歳の時母を亡くした。その心の傷は未だに治っていない。その私がジダンの母のことを侮辱するはずがない」
「ではお姉さんに関しては?」
質問が飛ぶ。
彼は何も言わなかった。沈黙は肯定か?

少しずつ全貌が明らかになる一連の事態。
けれど当事者である二人とも大事なところは何も言わない。
悪質なレッドカードには罰金から試合出場停止までさまざまな罰則が科せられる。
処分はどう下されるのか?
今回は挑発した側であるマテラッツィにも処分が下される可能性がある。
憶測が飛ぶ。

そんな中、FIFAは二人を本部に呼んで事情聴取を行うことに決めた。
世界中が固唾を飲んで見守る日がやってきた。
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