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『デーヴ』(1993/米/ドラマ・コメディ)
2006 / 10 / 04 ( Wed ) 18:15:16

夢と現実の混在


ネタばれ


ケヴィン・クラインの魅力が素晴らしい!彼の人の良さそうな動きや、笑顔や、雰囲気がこの作品を包み込んでいて、温かく仕上がっている。彼の場合嫌みにならないし、あざとさもないところが良いですね。自然体だからかな。
お話に関してですが、これははっきり言って全く政治色のない映画です。
最後の演説も大統領の、と言うよりもその替え玉である自分に対してのものだから、とても良いのです。
勝手に聴衆が大統領の言葉だと勘違いするだけですから。
観客が勝手に政治に対する苦言だと勘違いするだけですから。
とっても遊び心のある一作品であると思います。
これは皮肉じゃなく、こうだったらいいのになあ~っていう、無邪気な夢の物語なんです。
でも、そのままで終わらないところが良いと思う。彼、つまりデーヴは政治の上で全く主人公になっていないところが勝因だと思う。
彼はただ単に他の政治家の国の道具だったわけですから(でも、それこそが一番の大統領の素質かもしれないのだけれど)。そして、その過程でデーヴ自身も気付くわけですね。行動しなきゃ始まらないと。
追いつめられて動いてきた彼だけれど、その追いつめられて起こした行動が、それで上手くいくことがあると自分自身も知るって言うところがとっても良い。
国の難しさや自身の無知さだとか。それを知ったから彼は降りたんだろう。替え玉を。その現実と夢のバランスが絶妙でした。
そこで甘甘になりすぎないからこんな荒唐無稽な物語も、そのまま滑っていかず楽しめるんだろうと思う。
所詮つなぎだった訳だけれど、彼はとても大きな事をしたし、とても大きなものを彼自身も手に入れたんだろう。
それで彼が替え玉から戻るところとか、ちょっと切ない部分もあったり、あのボディガードさんがやけにきゅんきゅんさせてくれたりで、私個人的には大好きな映画です。
そして、何より数々の有名人が、実名まんまで出てくれているそのうれしさ!皆さん、楽しそうに演じてらして、ていうか、リポーターや、映画監督や果ては政治家まで出ている辺りだけでも、日本よりも政治家に期待が持てますね!
遊び心がなくっちゃね!議員さんには。それだけで実に嬉しくなってしまうわけでした。良い映画です。愛したくなる映画です。


★★★★☆(2004.10.25/DVD)



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