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『es[エス]』(2001/独/実話ドラマ)
2005 / 11 / 09 ( Wed ) 18:30:42
ネタバレしています

※実話だと知らずに勢いに任せて書いた感想

私は最近、ドイツ映画はすごく元気だと、そしてドイツはとても素敵な国じゃないか、と思っていただけにちょっと驚きました
この映画も元気じゃないわけではないんです
そこここに良い感性の絵もあるし
映画自体も最後まで飽きさせないし
監督が描きたかったのだろうなあ、ということもきちんと伝わる
見せ方もあの囚人側の人が追いつめられていく感じなどは、とても上手だったと思います
けれど、それでもちょっと違うと思う
例えば、主題が極限状態に陥ったときの人間の心理の変化だとしたら、看守側がどうしてああなったのかは全く以て、納得がいかない
これがもしも、戦時中の実験だったり、CUBEのような設定だったらわかるのですが
そしてCUBEの優秀な所はそこの部分なのです(しかも他人を思う気持ち(良心)を忘れなかった人がいた)
けれど、このように別に全く外界と閉ざされていず、実験主である教授とも常に、ふれ合う状況において、このような自体になるのは考えられないと思う
看守がこうなったら、囚人側がああなるのは理解できるのですが(彼らは受け身なので、それこそ戦時中のような極限下にあると言える)
私本来は監督の伝えたいことの、ただの舞台に選んだ設定の場合、細かいことは突っ込まない人間なんです
それでも、この映画だけは言いたい
こんなのはさっさと中止すれば良いんです
何であんなに教授はやめるのを嫌がったのか
別にそんな大事な実験でもないのに
それに何より、あのやり方は非常に、見るに堪えない
いじめの心理だとか、人間のその本質の凶暴性、残忍性なのでしょう
それは私たちにもある
幾らでも、看守になりうる要素はある
それは確かだ
でも、別にそんなの自覚する必要ないと思うのです
もし必要があったとしても、こんな風に教えてくれなくてもいい
知っていたからと言って、だって何かが変わるわけではないのでしょう
どなたかが仰有ってましたが、「このような社会に近い場合、法までも忘れ、殺人にまで走ることはない」と
まあ、それすらも考えが及ばない事態に陥ってしまうのが極限状態というやつだと思うのですけれど
だから、実際極限状態に陥ったときに、この事実を知っていたからと言って、何も変わることはないと思うのです
私も最終的にはきっと人間は残酷になれるし、簡単に人を裏切るものだと思っている
でも、その状況に陥るぎりぎりまでは人間の善の部分を信じていたいのです


★☆☆☆☆(2004.4.11/DVD)
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被験者求む。模範刑務所で2週間の心理実験。報酬は4000マルク。30年ほど前、スタンフォード大学心理学部でひとつの実験が行われた。それは公募で集まった人間を看守役と囚 カミノコドモタチハミナオドル【2005/12/11 21:53】
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