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『バッド・エデュケーション』(2004/西/ドラマ)
2005 / 12 / 12 ( Mon ) 01:00:28
ネタバレしてます


例え、それが愛として
どうしたらそれを証明できようか

例えばそれが、欲望として、
いかにしてそれを証明して見せようか

圧倒的な美しさは、愛を想起させる
けれど圧倒的な美しさはまた、いやだからこそ、その裏から立ち上る欲望なのかもしれない、とも思わせる

それは愛なのか、それとも欲望なのか?
美しいから愛し、美しいから欲望するのか
それとも醜いものも愛したから美しいのか

全編に纏うサスペンスの雰囲気はイグナシオに纏わるもの、というよりは、過去の二人に纏わるもの、に重点が置かれているようだ
その不可思議さがフアンとエンリケの関係にも影響を及ぼす
フアンが近づいたのは、兄への愛、なのか、それとも、映画界への欲望なのか
ふたりが築いたものは、愛なのか、それとも肉体への欲望なのか
そこに愛はないのか

ない、と言うふたりに、それでもそこに愛を見るのは、夢、なのだろうか

この物語の一番のサスペンスはきっとこの二人の間にあるもの、だ
二人の駆け引き、二人の思惑
それは愛と欲望を行ったり来たりする 
愛、を願うのか、欲望に沈むのか 欲望は愛になり得ないのか
そこに美しさは付随しないのか

美と愛と欲望と、それをすべて描き出す
実に生々しく描き出されるのは自伝的、だからなのか?
それもおそらくサスペンスだろう
絡み合うのは、現実と虚像と、もだ
その雰囲気に飲まれ、その濃密さに酔わされ、その情感に圧倒される
人は何故愛するのか 人は何故欲望するのか



おそらくこの映画を見終えた人は思うだろう

愛に纏わるすべてのものは、それは欲望でさえも、美しい、と



★★★★☆(2005/11/23・DVD)


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バッド・エデュケーション。
あいつは僕の初恋の人。ずーーーーっと観たいと思っていたガエル・ガルシア・ベルナル主演『バッド・エデュケーション 』。アルモドバル監督(←「死ぬまでにしたい10のこと」とかを撮った人。)の半自伝的物語やと言われてます。結構ドロドロな作品(笑)とーっても 耳の中には星の砂の忘れ物【2006/01/06 23:04】
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