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『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』(1992/米/ドラマ)
2005 / 10 / 03 ( Mon ) 03:35:55
※ネタバレしてます


「君の心配事の重みで車のスピードが落ちている」だって。何だか素敵な言葉ですね
この映画はラストのあの学校裁判が良いわけでもなく、チャーリーがみんなに認められて良かったというわけでもない。
この映画の主役は二人のその心の近づき方だ。
これが抜群に良いから、様々なエピソードが心に残る。このアル・パチーノとクリス・オドネルの表情が絶品。本当にすばらしいと思う。
この映画の勿論、一番の盛り上がりシーンは、途中の二人が泣きながら、話をするあのシーン。話している内容は普通なのに、何故か二人の目からこぼれる涙。二人が一歩近づいた瞬間だと想うのですが、あそこは本当にじーんと来る。フランクがあそこまで小さく見えたのも、あのシーンだけ。
それが逆に嬉しくなってしまったりする。
フランクは実に不器用な人間で、自分が人間嫌いのように装っているけれど、本当は寂しいんだと思う。すぐ女性を口説くのもそのせいなんだろうなあ。
好きなように生きているけれど、本当はチャーリーみたいな人に傍にいて欲しかったのかな。最後の子どもたちに声を掛けるフランクは、本当に最初とは別人!
お互いにこんな良い影響を与えられる人っていない。本当に奇跡のような関係にラストはなったと思います。

個人的にはやっぱりフェラーリを運転するところと女性とタンゴを踊るところがとっても好きです。この映画は淡々と、静かに描くのなら、もう本当に静かに描き出せると思うのだけれど、明るくコメディみたいなテンポの良さがあるので、そこまで暗くならず、そして説教臭くならず、面白く見られるので良かったです。
この監督、ミッドナイトランを作った監督さんらしいです。成る程、あのフェラーリ疾走の臨場感や、このちょっと間抜けな空気はそんな感じです。

ラストはちょっと説教臭くなってしまって私的には少し盛り下がった感もあるのですが、二人のその表情が本当にラスト良かったので、にこにこでした。

アル・パチーノの演技については何も言うことはありませんです。本当に目が見えないのか、本当に具合が悪いんじゃないかと思うほどです。最初はアカデミーだから、どうせ盲人の役ってだけでよこしたんだろうなんて思ったのだけれど、違いました。アル・パチーノのあの表情の変化!人間って目で半分くらい表情を語ると思うんですよ。しかもアル・パチーノはあの目が魅力的だというのに!その目を全く殺して、しかもあまり表情を出さない偏屈じいさんの役なのに!あの美しいグラデーションのような表情変化・・・。ため息が漏れるほど素晴らしいです。

この映画は勿論ストーリーも良いです。そして、それを演じきった役者も本当にすばらしい。どちらが欠けてもこんなに良い映画にはならなかったでしょう。心が温まるヒューマンドラマ。なんてちょっと照れが入るけれど、本当に純粋に心がほっと安まりました。素直に見て良かったと思える作品です。


★★★★☆(2004.10.2/DVD)

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